中国、北京市内から車で約1時間20分、北京国際空港から約1時間15分、万里長城の一部である水関長城(Shuiguan Great Wall)の麓、8キロ四方の広大な敷地に建つ「コミューン・バイ・ザ・グレートウォール」は、隈研吾(くまけんご)、坂茂(ばんしげる)、古谷誠章(ふるやのぶあき)の日本人3名を含むアジアの建築家12名がそれぞれデザインした12種類の異なるヴィラ(合計42棟)から構成されるホテルである。好きなデザインのビラを自由に選び宿泊する事が可能であり、現代の建築家が集いデザインしたヴィラは、いずれも周囲の素晴らしい自然を満喫できる開放的なつくり。広々とした優雅なヴィラで、外観、インテリアともに個性溢れるデザインとなっている。特に隈研吾が設計した竹の家(Bamboo Wall)は吉永小百合が出演したSHARP AQUOSのCMロケ地として使用され有名である。ホテルのレストランでは、中華料理から欧米料理までさまざまなメニューを揃え、テラスから素晴らしい眺めが望める2つのレストラン、朝食や軽食とともにドリンク類を提供する開放的なカフェ、さまざまなトリートメントが受けられるスパ、3-12歳の子供が利用できるキッズルームなど充実した施設と高いホスピタリティを提供する。古来中国の文化ではなく、中国を含む現代アジアの文化、デザインを堪能しながらゆったりと時間を過ごしたい方にお薦めのホテルである。 |